★デバッグ中のプログラムの情報を表示したい (↑topへ) ■info デバッグ中のプログラムの情報を表示するための汎用コマンド 以下のオプションが使える。 -------------- info args 現在のスタックフレームに渡された引数 info breakpoints ユーザが設定できるブレークポイント状況 info display プログラムが停止したときに表示されるウォッチ式リスト info file 読み込んだファイル名とタイムスタンプ(筆者注:と書いてありますがタイムスタンプは表示されないんですけど) info global_variables グローバル変数 info instance_variables インスタンス変数 info line 現在位置のファイル名と行番号 info locals 現在のスタックフレームのローカル変数 info program プログラムの実行状況 info stack スタックのバックトレース(筆者注:where コマンドと同じようです。) info threads 現在分かっているスレッドのID info variables ローカル変数とインスタンス変数 --------------
★デバッガの情報を表示したい (↑topへ) ■show デバッガの各情報について表示する。 以下のオプションが使える。 -------------- show annotate 情報逐次表示レベル show args プログラムがデバッグ開始されたときに渡す引数リスト show autoeval コマンドとして存在しない命令を、とにかく評価するかどうか show autolist ブレークポイントにきたら必ず list コマンドを発行するかどうか show autoirb 停止したら必ず irb を開始するかどうか show autoreload ソースコードが変更されたら読み込み直すかどうか show basename ファイル名だけを表示するようにするかどうか show callstyle フレームスタックのコールパラメータがどのように表示されるか show forcestep next と step コマンドを使うと必ず次の行へ移動するかどうか show fullpath フレーム内でファイル名をフルパスで表示するかどうか show history コマンド履歴の設定について show keep-frame-bindings それぞれの呼び出しでフレームのバインディングを保存するかどうか show linetrace 実行行ごとのトレース情報を表示するかどうか show linetrace+ 重複した行は省略しながら実行行ごとのトレース情報を表示するかどうか show listsize ソースコードをいっぺんに何行表示するのか show port サーバーのポート番号 show trace eval コマンドで例外が発生したときにスタックトレースを表示するかどうか show version デバッガのバージョン show width デバッガが使用する1行の幅 --------------
★デバッガの情報を設定したい (↑topへ) ■set デバッグ環境の各設定を変更する。 ブール値は、on, off, 1, 0 のいずれかを取る。 これらの設定値は show コマンドで見ることができる。 以下のオプションが使える。 -------------- set annotate [0-3] 情報逐次表示レベルを設定する。 set args <引数> プログラムがデバッグ開始されたときに渡す引数リストを設定する。 set autoeval ブール値 コマンドとして存在しない命令を、とにかく評価する。 set autolist ブール値 ブレークポイントにきたら必ず list コマンドを発行する。 set autoirb ブール値 停止したら必ず irb を開始する。 set autoreload ブール値 ソースコードが変更されたら読み込み直す。 set basename ブール値 ファイル名だけを表示するようにする。 set callstyle (short|last|tracked) フレームスタックのコールパラメータがどのように表示されるかを設定する。 set forcestep ブール値 next と step コマンドを使うと必ず次の行へ移動する。 set fullpath ブール値 フレーム内でファイル名をフルパスで表示する。 set history save ブール値 コマンド履歴を記録するかどうかを設定する。 set history size 履歴数 指定した履歴数だけコマンド履歴を記録する。 set keep-frame-bindings ブール値 それぞれの呼び出しでフレームのバインディングを保存する。 set linetrace ブール値 実行行ごとのトレース情報を表示する。 set linetrace+ ブール値 重複した行は省略しながら実行行ごとのトレース情報を表示する。 set listsize 行数 ソースコードをいっぺんに何行表示するのかを設定する。 set trace ブール値 eval コマンドで例外が発生したときにスタックトレースを表示するかどうかを設定する。 set width 数値 デバッガが使用する1行の幅 --------------